インプラントのトラブル

安全性・事故防止への9つの取り組み

インプラント治療の機械・器具
骨の固さを数値化し、固さにより最適な術式・器具を多くの種類から選択し、安全性を追求します。

安全・事故防止策

ドリル使用を最小限に

骨切削時に危険なドリルの使用を最小限にし、安全な超音波骨切削器具、骨拡大器具を中心に使用しております。
(※硬くない骨はドリルを一切使用せずに手術可能です)

ドリル ドリル 超音波骨切削器具(バリオサージ) 超音波骨切削器具
(バリオサージ)
骨拡大器具(ボーンエキスパンダー・オステオトーム ・OAM) 骨拡大器具
(ボーンエキスパンダー・オステオトーム・OAM)
万が一、血管・神経に接触した場合のダメージ 大(絡まり、切れる)
切削能力
骨を削る量 多い 少ない ほとんど削らない
出血 多め 少ない 少ない
使用後の骨の状態 多微小な骨折ありめ 微小な骨折ほとんどなし 骨が圧縮され
骨密度がUP
治療時間 早い やや遅い 遅い

骨質による器具の選択

硬い 普通 柔らかい
ドリルまたは超音波切削器具
超音波切削器具
ドリルまたは超音波切削器具
超音波切削器具2
+
オステオトーム、ボーンエキスパンダー、スプレッダー・OAMなど
オステオトーム、ボーンエキスパンダー、スプレッダー・OAM
オステオトーム、ボーンエキスパンダー、スプレッダー・OAMなど
オステオトーム、ボーンエキスパンダー、スプレッダー・OAM2

ドリルを使わずにインプラントを埋入

ドリルで骨を削らずに拡大・圧縮し、骨を緻密化、穴を拡げ、インプラントを埋入します。通常の3~4倍のステップを踏み、手間・時間をかけて少しずつていねいに、骨にやさしく穴を拡大します。

ドリルを使わない メリット ドリルを使わないデメリット
  • 神経・血管の損傷の確率が低い
    (ドリルでの神経損傷は傷の状態が悪い)
  • 骨が緻密化して硬くなり、インプラントの固定がよいため、インプラントと骨が結合しやすい
  • ドリルで起きる摩擦熱で骨火傷・壊死の確率がほとんどない。骨にやさしいため、骨の痛みが少ない
  • ドリルでは削られた骨が無駄になる部分が出るが、拡大するため骨の削りカスが出ず、患者さまの骨を無駄にしない
  • ドリルによる振動・音がないため、恐怖感が少ない
  • 3~4倍のステップ・時間・用意する器具が2倍なため、通常のインプラント手術よりも時間がかかる
上記の理由から低価格で提供できない

ドリル時にストッパーを使用

ストッパー
ドリルが予定の深度より深くなり過ぎないよう防止します。

手術途中(半分の深度)でCT撮影し、方向・深さを確認

手術途中(半分の深度)のCT撮影

CT、シミュレーションソフト、模型で分析

CT、シミュレーションソフト

安全性を高めるためにガイドサージェリーを用意

ガイドサージェリー

専用オペ室

ストッパー
清潔な環境下の個室空間でインプラント手術を行います。手術用照明灯を完備しており、精密な治療を行うことが可能です。インプラント手術は感染防止が重要であるため、清潔度の高い完全個室・設備・器具が必須です。また緊急時に備えて、AED、酸素ボンベ、生体モニターなども完備しております。

救急時に備えたさまざまな設備を用意

生体モニター AED 酸素ボンベ兼
笑気麻酔
救急蘇生セット 外科用バキューム
生体モニター AED 酸素ボンベ兼笑気麻酔 救急蘇生セット 外科用バキューム

動物由来ではない人工骨の使用

6か月で吸収する100%人工の骨であるβ-TCPを使用しています。固さは強くありませんが、安全性を優先してこの人工骨を選択しています。牛の骨・乾燥人骨は使用していませんので、未知なる感染症防止となり、宗教上の問題にもなりません。また吸収性人工骨は、炎症が起きたときに吸収するのが早く除去しやすいので、安全に配慮された材料です。

ショートインプラントの活用

ショートインプラント
長さは短いですが、表面積が2~3倍で安全なインプラントです。
ショートインプラントのメリット ショートインプラントのデメリット
  • 神経・血管までの安全距離が多く確保できる
  • 骨移植を回避する確率が高くなる(手術回数・費用が抑えられ、痛み・腫れの確率が低い)
  • 1本単独では不可能な場合も多く、2本以上の連結の必要性がある

安全・確実に治療するために

インプラント治療を確実に成功させるために、当院ではさまざまな安全対策をとっています。

池田歯科の感染症対策

インプラント治療は、患者さまにとって体の面でも治療費の面でも負担が少ないとはいえません。しかもインプラント治療には、感染症などのさまざまなリスクもつきまといます。だからこそ、できるだけリスクを減らして、確実に成功させるように努力していかなければならないと、当院では考えています。

まず感染症のリスクを避けるため、インプラント手術に使う器具はすべて滅菌処理をしています。また、手袋、エプロンなどは可能な限り使い捨てのものを使用しています。これらの感染症対策は、インプラント治療を行う上での基本、当たり前のことだと考えています。

安全なインプラント治療のためのシステム

インプラント治療は非常に細かい施術を必要とするので、必ず成功するとは限りません。そのため施術する歯科医師の知識や技術を磨くことはもちろんですが、本来ならば誰が行っても成功できるように、確実で安全性の高いシステムを作っていくことが大切なのです。

当院では厚生労働省で把握しているインプラントの失敗例を分析し、同じ失敗をしないための安全対策を考え、それを実行しています。

骨の硬さを見極めることが重要

治療中の先生

インプラント手術の失敗例には、いくつかのパターンがあります。一番多い失敗は、インプラント手術から引き起こる感染症です。これについては、器具の滅菌を確実に行うことで対策を取っています。

2番目に多い失敗例は、インプラントを埋め込む穴を開ける際に、深く開けすぎてしまう「穿孔」です。そして3番目が、インプラント体が骨の中に深く入り込みすぎてしまう「迷入」となっています。

「穿孔」と「迷入」

「穿孔」と「迷入」はなぜ起こるのでしょうか。それは、インプラント手術を行う部位の骨の硬さが、予想より柔らかかったために起こることがほとんどです。通常ならば失敗しない施術のはずが、骨が柔らかかったために穴を開けすぎてしまったり、インプラント体が骨に潜り込んでしまったりするのです。

穿孔や迷入を起こさないためには、まず施術前に骨の硬さをしっかりと把握し、その硬さに合った施術を行う必要があります。 そのため当院では、手術を3つのステップに分けて、それぞれの段階で対策を取っています。

  • STEP1.手術前の骨診断

    手術前の骨診断

    インプラント治療を行う際には、インプラント体を埋め込む部位の骨の状態をきちんと把握しておかなければなりません。レントゲン撮影やCT撮影をとおして、骨の高さや厚みを意味する「骨量」、骨の密度を意味する「骨質」の2方向から、骨のデータをしっかりと把握します。

    当院では、そのデータに従って骨の状態を4タイプに分類。タイプ別に、一番合った施術器具を選択しています。

    さらに骨の状態は、同じ患者さまの体であっても場所によって硬さが違うことがあります。当院ではCT画像だけではなく、ピンオステオトームという診断器具を使っています。 ピンオステオトームを骨に刺すことで、手術を行う部位の骨の状態をピンポイントで知ることができます。

  • STEP2.インプラント窩の形成時

    インプラント窩の形成時

    インプラントを埋め込むための穴を必要以上に大きく開けてしまうことが、穿孔や迷入といった失敗につながります。当院では、事前に診断した骨の状態に合わせて器具を選定します。非常に硬い場合はドリル、中間の硬さなら超音波切削器具、柔らかい場合はオステオトームボーンエキスパンダーを使っています。

    しかし、歯科医師がほんの少し力を込めすぎただけでも、穴を開けすぎてしまうことがあります。そんな事態を避けるために、当院ではすべての器具にストッパーを取りつけています。力をかけても外れにくいタイプのストッパーを使うことで、ヒューマンエラーのリスクを最小限に引き下げています。

    また、穴を押し拡げるためのオステオトームという器具を使うことで、穴の周囲の骨密度を圧縮して均一にしています。さらにインプラント体よりも穴の底部を細く仕上げておくアダプテーションテクニックで、インプラント体と骨がしっかりと固着するように工夫しています。

  • STEP3.インプラント埋入時

    インプラント埋入時

    インプラントを埋め込むための穴を必要以上に大きく開けてしまうことが、穿孔や迷入といった失敗につながります。当院では、事前に診断した骨の状態に合わせて器具を選定します。非常に硬い場合はドリル、中間の硬さなら超音波切削器具、柔らかい場合はオステオトームボーンエキスパンダーを使っています。

    しかし、歯科医師がほんの少し力を込めすぎただけでも、穴を開けすぎてしまうことがあります。 そんな事態を避けるために、当院ではすべての器具にストッパーを取りつけています。力をかけても外れにくいタイプのストッパーを使うことで、ヒューマンエラーのリスクを最小限に引き下げています。

    また、穴を押し拡げるためのオステオトームという器具を使うことで、穴の周囲の骨密度を圧縮して均一にしています。さらにインプラント体よりも穴の底部を細く仕上げておくアダプテーションテクニックで、インプラント体と骨がしっかりと固着するように工夫しています。

骨量が足りない場合の治療

インプラント治療を行うには、ある程度の骨の厚みや高さが必要になります。しかし中には、その骨量が足りない患者さまもいらっしゃいます。そういった場合、インプラント治療の前に増骨手術を行い、骨量を補います。

GBR

骨幅が不足しているときに用いる治療法です。不足している部分の骨を人工の膜で覆い、そこに補強填材を入れることで骨の巾を増やしていきます。

GBR
インプラント手術と同時に行えますが、骨の状態が安定するまでに約4~6か月かかります。インプラントに義歯を取りつけるのは、骨の状態が安定してからとなります。
サイナスリフト

上あごの骨の高さが不足しているときに行う手術です。上あごを包んでいる膜を押し上げて、できた隙間に補強填材を入れることで、インプラントに必要な厚みを作ります。

サイナスリフト
サイナスリフトを行った場合、骨の状態が安定するまでに約10か月かかります。インプラント手術を行うのは、主に骨の状態が安定してからとなります。
ソケットリフト
インプラント手術と同時にする場合と、増骨のみを行う場合があります。インプラント体を埋め込むための穴を開けた際に、その穴から人工骨を入れることで、必要な骨の厚みを作り出します。サイナスリフトに比べると切開の範囲が狭いため、患者さまへの体の負担も少なく、治癒期間も短くでき、感染リスクが減らせるという利点があります。
当院で使用している人工骨β-TCP

増骨手術では、新たに骨を作り出すための補填材が必要です。補填材には、人骨を使ったもの、牛骨を元にしたものなどさまざまな種類があります。当院で使っている補填材は、β-TCPと呼ばれる100%人工骨です。

β-TCPは、補強填材として決して高い強度をもつものではありません。しかし100%人工の素材でできているため、未知の感染症にかかるリスクはなく、安全性に優れています。また、炎症などが起きたときには自然に体内に吸収されてしまうので、安心して増骨治療を受けていただけます。

通常より来院回数と治療期間が短いインプラント治療

当院では、通院回数・外科手術回数・期間の短縮・少ない本数で噛めるように配慮した手術法で治療費用を軽減し患者さま目線のインプラントを提供するよう配慮しています。

2回法(一般的) 2回法(一般的) 1次手術の4~6か月後に2次手術を行う、2回に分ける手術法です。
1回法 1回法 1回の手術のみでインプラント体の埋入とアバットメントの連結を同時にするか、インプラント体とアバットメントの一体型を使用しますが、すべての症例で可能なわけではなく、骨の状態にもよります。
抜歯即時 抜歯即時 抜歯したその日にインプラントを入れることより、切開・剥離がないため腫れ・痛みが少なく、骨の吸収を最小限に抑え、治癒期間を短くして歯を入れることができます。ただし通常よりも骨量などの条件が厳しくなります。
即時荷重 即時荷重 インプラント埋入と同時にアバットメントと仮歯もセットします。当日から食事ができ、見た目も気にすることなく日常生活を送れます。通院回数・期間を少なくでき、腫れ・痛みも軽減できます。
ALL ON 4 ALL ON 4 4本のインプラントで上あご・下あごのすべての歯を支え、当日に仮歯が入れられるので、その日から食事ができ、見た目も気になりません。インプラントの本数を減らすことができます(固定式)。
入れ歯との組み合わせ 入れ歯との組み合わせ 上あごは4本、下あごは2本のインプラントで入れ歯を支え、入れ歯を小さくできます。取り外しも可能なので、お手入れも簡単です(取り外し式)。

インプラントDr.のコラム

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